スパークリングワインはそのまま飲んでもおいしいのですが、ジュースやフルーツリキュールを加えると甘くて飲みやすいカクテルに変わります。
その時の気分でアルコールの量を多くしてみるなど、スパークリングワインを自分の好みの味で飲むことができます。
「ミモザ」は柑橘系のジュースを合わせて作りますが、さわやかで大変飲みやすい味に仕上がります。
作り方は簡単で、オレンジジュースと同じ量のワインを加えて混ぜるだけです。
どちらも混ぜる前に冷やしておき、グラスの中で混ぜます。
炭酸の強さが気にならないので、炭酸が苦手な方や女性に人気があります。
「ペリーニ」も女性に人気のあるカクテルですが、スパークリングワインが手に入らなかった場合は白ワインでも代用して作ることができます。
グラスに最初に桃のピューレまたは濃いめのピーチネクターを三分の一から四分の一、ザクロシロップを小さじ一杯入れておき、その後に二分の三から四分の三の量のワインを注いでかき混ぜます。
仕上がりが淡いピンク色をしていますが、氷を浮かべるとグラスの底が赤く、上層部がワインの色で彩られ、美しいグラデーションを作るので、見た目がとてもおしゃれになります。
サクランボのリキュールを合わせて作る「キール・インペリアル」は、写真映えもするカクテルで、女性に人気があります。
冷やしたスパークリングワイン60mlに、冷やしたフランボワーズリキュールを10mlの割合で混ぜて作ります。
甘さが抑えられているので、飲みやすい仕上がりになっています。
色合いもロゼワインのように美しく、ネットに投稿写真が載せられています。
「クイーンズ・ペック」は甘いのは無理という方には、辛口でお薦めなカクテルです。
ジンを加えて作るので、アルコール感が増します。
シャンパングラスに氷を適量入れてジンを30ml程度注ぎ、その後にスパークリングワインをいっぱいになるまで注ぎます。
甘さがないので食前酒としても用意できます。
「マキシムズ・ア・ロンドル」はブランデーを合わせて作るので、甘くないカクテルになります。
30mlのブランデーにホワイト・キュラソーを10ml、またオレンジジュースを10ml程度加え、好みの量のスパークリングワインを加えてから、混ぜて出来上がります。
後から入れるワインの量を加減することで、アルコールの量を調節できます。
出来上がりにオレンジの輪切りのスライスを添えると、フルーティーさが増してさわやかな味に仕上がります。
ブランデーの濃い味と果実感が、ワインの味に深みを与え、男性に好まれる味になります。